最近SS上げて無いなー…
ということで未完状態のSS上げときます。
ちなみに完成させるかどうかは未定(オイ
まあ気になる人だけチェックしてください。
ちなみに鬱展開の予定。
アイツの夢。
いつまでたっても見る、あの夢。
それは僕のことを苦しめつづける。
だけど、責められないより、責められた方が楽だから。
僕はそれを受け入れつづけるだろう。
本当にいつまでたっても。
タバコとキスと夢
金曜日と土曜日。
次の日が休みということで彼の家に泊まったり。
かく言う僕の家にも彼女が泊まりに来る位だから、そんな事を考えながらタバコに手を伸ばす。
カッコつけで始めたはずのコレも何時の間にか手放せなくなっている。
今では日に二箱は開けてしまうほどである。
「タバコは体に悪いですよ」
寝ていたはずの彼女―有紀寧―が起きていた。
「それ、何度も聞いた」
「何度も言いましたもん」
有紀寧はかなりの嫌煙家であるらしい。
何度も禁煙を勧めてくるのだ。
それなら吸い始めの三年前―高校三年生の時だ―に言って欲しかった。
あの時なら岡崎も生きていたのに。
「分かった、今は吸わない。
その代わり・・・」
そう言って有紀寧を抱き寄せる。
「ちょっと、待ってくださいよ〜。
さっきしたばっかじゃないですか」
抵抗が無いわけではないが全力ではない。
すぐに力で押さえつけると、本日二度目の行為を始めた。
脳裏に浮かぶ岡崎の顔を振り払うために・・・
岡崎朋也。
高校時代の同級生にして悪友だった男。
高校卒業後、結婚し奥さんと娘さん、全てを失い、そして死んだ男。
そしてコレは推測だけれど、有紀寧が好きだった男。