新海作品

について語ります。海老さんのところで触れられてたものですから。
>そして、特筆すべきは光の演出と背景の美しさ。
光の演出は新海作品の最大の強みだと僕は思うのです。
雲の向こう、約束の場所』では病室でのシーン、ヴェラシーラが塔の周りを旋回するシーン、サユリの目覚めのシーンなど作品の山場を最高に盛り上げてくれています。
背景もいいですよねぇ…
 
>病室で手を伸ばして、再会――。
>のシーンで、軽く涙腺をやられました。
>注目すべきは『叶わない』ではなく『叶えられない』
>          ―約束―
『叶えられない』という言葉の重いこと。っていうかこの作品自体結構悲劇的だと思うわけですよ。(以下ネタバレのため迷彩)
だって冒頭のシーンで大人になったヒロキのそばにサユリが居ないのですから。
僕はこのシーンを『サユリの感情(好意)が目覚めと共に消えてしまったから』だと踏んでいるのですが…如何でしょう?

 
>あの歳でそんなバイオリン上手く弾けんの? とか、
>え、主人公が国際的なテロリスト? とか、
この辺はちょっと擁護をw
バイオリンですがサユリの方は問題なさげ。演奏自体よく聴くと粗がありますし(ちょっと硬い感じ)
もしかしたらサユリは幼い頃からバイオリンをやってる設定なのかもしれませんし(コレならある程度は弾けるかと思います)
問題はヒロキですね…
本編の設定から考えるとヒロキがバイオリンを始めて、タクヤの前で弾くまで三年ほど(長く見積もって)しかありません。
しかも東京での寂しい生活(こいつ引きこもりだよ…とか思いました)を考えると独学でしょう。
まあ、手先が器用で(一応誘導弾とか組み立ててるし)毎日何時間も弾いていれば何とか弾けるくらいにはなったかもしれませんが…

テロリストなのは岡部のおっさん(ウィルタ解放戦線だったか?)です。
多分タクヤは中に入っているだけ、つまり使いっ走りでしょうw
ヒロキは巻き込まれただけ、と考えれば何とかなるかと。
……最後の塔への侵入は気にしないでw
敵国への侵入なんだけど攻撃とかまったく無かったもんなぁw
 
>『ほしのこえ』はかなり現代にマッチ。
>この距離感は精神的に現代っ子の心にある距離だと思います。
>あれです、作品が透明でした。
『ほしの声』はあれだ、漫画版が面白い。
というか日常を描いたことによって『別離』というテーマが強くなったイメージ。
まあ映画版が根底にあってのお話ですが…補完話としては秀逸です。
 
こんなところか?
テスト近いのに僕は何やってるんだか…orz